【熊本・中央区大江】『パンとアジア マハリク』〜一度食べたらクセになる、魔法の味にご用心!編〜

【熊本・中央区大江】『パンとアジア マハリク』〜一度食べたらクセになる、魔法の味にご用心!編〜

2021年11月13日
スポンサーリンク

【熊本・中央区大江】『パンとアジア マハリク』

パンとアジア マハリク』は『PIZZA BAL Fujimo(2020年2月閉店)』を立ち上げた藤本夫妻が、2020年2月11日にオープンさせた、ベーカリー兼カフェ。1階では旦那様がパンを焼き、2階では奥様がエスニック料理を振る舞う。旦那様はパン職人を経てイタリアン料理を、奥様はアジア各国の旅から習得したエスニック料理を。それぞれの得意分野の経験に裏打ちされた技術で、現在のお店の形となったそうです(尚、只今カフェは奥様が産休中のため休業※2021年12月現在)。

店内・メニュー

なくなり次第お店が閉店するので、できるだけ早い時間の来店をおすすめします。特に土日は混雑するので、お早めに!

パン

パンに使用する小麦は、ほぼ国産で、バターは国産のみ使用。塩は、藻塩やゲランド塩(フランスの粗塩)を、自家製のものをできる限り使用する等、素材にもこだわっているそうです。今回は、サンドイッチだけを提供してくださる【マハリク的サンドの日】にお邪魔いたしました。通常メニューにはないパンもご紹介させていただきます。

左から「キタノカオリベーグル風フランス×カオマンガイサンド」と「ひよこ豆とおいもとチーズ生地×コリアンダーチキンサンド」

「パンのカオマンガイ?!コリアンダーチキンとの組み合わせ?!」とびっくりしたのですが、これまた新しい美味しさ発見です!パンの甘みとチキンのスパイシーさが合う合う!!

「ひよこ豆とおいもとチーズ生地×コリアンダーチキンサンド」

「カオマンガイサンド」に添えられたオレンジのカルダモンマリネや「コリアンダーチキンサンド」の紫キャベルのクミン入り甘酢炒め等のパンに添えられる副菜も、全て手作りなんだそう。手間暇かけた分の美味しさがギュッと詰まっています!

低温長時間発酵バゲットには、十勝産の契約栽培小麦「スムレラT70」と北海道産「キタノカオリ」を使用。「スムレラT70」はふすまと胚芽ごと石臼挽きしているため、優しく挽き出された小麦の味になっているそうです。低温長時間発酵のパンは、小麦の風味や甘みがしっかり感じられます。中はしっとりして、外はバリッと小気味良く。そこに上質な合鴨やハムが挟んであるのだから、美味しいに決まってる!

「キタノカオリ全粒粉のパンコンプレ×国産豚ローストポークサンド」

コンプレの奥深い美味しさ。「肥後遊び豚」を使用したローストポークは、釜でじっくり火を通しているそうです。キノコとオレンジのマリネも爽やかで◎

意外にもさっぱりめな豆乳のクリームと栗の甘さが丁度良く。冷やして食べれば立派な秋のスイーツです。

「ベーグル風フランス×バタークリームサンドDadantsアーモンドバタークリームサンド」

高知県産の『DADA NUTS BUTTER』の「アーモンドバタークリーム」をサンド。ナッツが好きすぎて「ピーナッツ以外のナッツもトーストに塗りたい」という思いから出来たという、ちょっとリッチで面白いお店のバタークリームは、ナッツの焙煎から製造まで、全て手作りなんだそうです。ナッツと塩だけを使用した優しい味わいで、パンの甘みが引き立っています。

♥♥♥♥♡ ぞっこん度:4.0

『マハリク』には数回お邪魔させていただいているのですが、エスニックテイスト×パンがベースのベーカリーはあまり見ないので、行く度に新しくて面白い!独創性と本格的で確かな美味しさ。特に私の旦那様のお気に入り店で、事あるごとに「マハリクのパン食べたい」と口にしています。中毒性のある魔法の味。奥様のカフェメニューやご主人のピザも、そのうち是非食べてみたいなと思っています。季節の移ろいと共に変化していく、変わり種の気まぐれなパンたち。私もチェックし続けます!

パンとアジア マハリク
定休日 月曜日・不定休
営業時間 10:00〜なくなり次第終了
住所 熊本県熊本市中央区大江6丁目18‐5 (地図
TEL 096‐288‐3004
予約
駐車場 なし(近隣にコインパーキング有り)
※2021年12月現在の情報です

2021年11月13日 心を込めて雅