もくじ
『パン・ナガタ』、『ナガタパン』
1972年創業『パン・ナガタ』。創業者の永田亀一さんは、福岡県春日市伯玄町の商店街の中に『ドリアン』というパン屋を開業。後に『パン・ナガタ』に改名したそうです。現在は本店を筆頭に、独立店が3店舗。那珂川店『パン・ナガタ』、鳥飼店『パンナガタ』、箱崎店『パンナガタ』といずれも福岡県内にあります。店名に表記差はありますが、同じ系列のお店です。『パン・ナガタ』といえば、私も何度もお邪魔している福岡の人気ベーカリー『Pain Stock(パンストック)』の店主、平山哲生さんが修行したお店で、移転オープンし現・鳥飼店となった、アクロス福岡店(2018年9月30日閉店)の初代店主を務めていらっしゃったそうです。
『パン・ナガタ』の特徴は、石窯焼きのパン。パンに使用する小麦粉は、製粉メーカーに依頼して独自にブレンドしたものを初め、約10種類の粉をパンの種類に合わせてブレンドし使用するそうです。パンのバリエーションも豊富で、菓子パンから惣菜パンまで約40〜50種類並びます。店舗によって、パンの種類や作り方のこだわりが異なるそうです。どの店舗にもイートインスペースがあり、無料サービスのホット珈琲と一緒にパンをいただけます。今回は、本店と箱崎店にお邪魔致しました。
『パン・ナガタ』
福岡・春日市に店を構える本店『パン・ナガタ』。本店では、製菓製パン業界で支持を受けるオーブンメーカー『ワールド精機』と共同開発した最新鋭の石窯を使用しており、クラストがパリッ、クラムがふっくら焼き上がるそうです。
パン
ほんのり甘みのある食パンに、自家製のポテトサラダとハムカツを挟んだサンドイッチ。人参入りのシンプルなポテトサラダと値段に対して厚みがありすぎる、採算取れなそうなハムカツ。サラダのマヨネーズと甘めなソースの組み合わせ。THE・サンドイッチ、良き。
シナモン風味のフォンダン(砂糖で作るコーティング)がかかったクロワッサン。ザクザクとハードな食感です。
三日月型の塩パン。もちもちジュワッ。
ソフトでありながら引きのあるパン生地に、チョコレートクリーム。
巻きを解くように、くるくる食べていくのが好き。端っこまでぎっしりチョコレートクリームが詰まっています。
デニッシュ生地の食パン。バターのたっぷりとした風味が楽しめます。生食ではふんわりと、リベイクすればサックサクの食感。ジュワッとバター溢れる美味しさは、病みつきです。
『ナガタパン』
築70年の古民家をリノベーションした昭和レトロな外観が、一際注目を浴びる箱崎店。インスタ映え効果か、本店に比べると若い層のお客様が多かったように感じます。
本店とは違い、ショーケースに並んだパンを対面式で購入します。「クリームパン」や「あんぱん」など人気のラインナップはどちらの店舗でもご購入いただけますが、店舗限定のパンもあります。詳しいパンの種類等は、公式Instagramでご確認くださいませ。焼き上がりの時間もご参考までに。
パン
毎朝炊き上げるという自家製のカスタードクリームが入っています。
熱々ぶるんぶるんのカスタードを頬張れば、大人も子供も笑顔になること間違いなし!
人気No.1商品。クリーミーな練乳クリームとセミハードなフランスパン。甘〜いクリームに心も身体も癒やされます。
北海道産小豆の粒あんが入った揚げドーナツ。もっちり、懐かしい味わいです。
たっぷりの牛乳とバターを練り込み、一晩熟成させるという「ミルクパン」。
噛むほどのに甘味が滲み出る、ふわっふわな生地。こういう素朴なパン、だいっすき。
♥♥♥♡♡ ぞっこん度:3.5
日本特有のパンが沢山並んだ店内。柔らかい質感のパンが多いので、老若男女どんな方にもおすすめです。店舗によってパンのこだわりや種類に違いがあるので『パン・ナガタ』巡りをしても楽しいですね!本格的でハードなガッチガチの海外パンではないけれど、ベーシックでレトロ、素朴で懐かしい、昔ながらのパン屋さんも好きです。美味しいし価格が安いので、お腹が空いたらふらっと立ち寄って、パン欠(パンの買い過ぎによる金欠)になってしまいそう…バンザイ。
「パン・ナガタ本店」
定休日 | 毎週火曜日 |
営業時間 | 平日8:00~19:00、土日祝7:00~19:00 |
住所 | 福岡県春日市春日1-123(地図) |
TEL | 092-502-1180 |
予約 | 不可 |
駐車場 | あり |
「ナガタパン箱崎店」
定休日 | 第1火曜日 |
営業時間 | 8:00~19:00 |
住所 | 福岡県福岡市東区箱崎1-44-20(地図) |
TEL | 092-643-8680 |
予約 | 可(店頭または電話※DM・メールは不可) |
駐車場 | あり(近隣提携駐車場) |
2022年4月3日 心を込めて雅