【熊本・西原村(阿蘇)】『Metsä Pesä (メッサペッサ)』〜早く海外旅行に行きたいですよ!編〜

【熊本・西原村(阿蘇)】『Metsä Pesä (メッサペッサ)』〜早く海外旅行に行きたいですよ!編〜

2021年12月31日
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年末のご挨拶

皆様こんにちは、管理人の雅です。いつも当ブログをご愛読頂きまして、誠にありがとうございます!

一段と寒さが深まってまいりましたね。私は毎日毛布とお友達になりながら、相変わらず熊本の美味しいパンやスイーツを食べる日々。「今年も芋栗南瓜を堪能したな〜!」と思っていた矢先、今度は大好物の苺ちゃんのシーズンへ…春夏秋冬、季節限定の美味しい食べ物で、私は毎日頭がいっぱい!…お正月前に体重の危機を感じておりますが、この食い意地は止められそうもありません!

さてさて、既にお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、この度『元スイーツ販売員の正直ブログ!』というブログ名から『んぱんぱ』に改名致しました。『んぱんぱ』という名前を、何度も早口で唱えてみてください。…ほら、私の大好きな、あの2文字の食べ物が聞こえてきたでしょう?

新しいブログ名になっても「全国の美味しいを共有したい。」という想いは変わりません。生産者の皆様に敬意を払い、これからもガッツキ魂全開の私と歳のせいで胃が縮んできた旦那様の2人で、食の旅は続きます。どうぞ温かい目で見守って頂けますと、幸いでございます。また、私のInstagramでは、ブログで紹介しきれないお店や美味しいものを、沢山ご紹介させて頂いております。併せてご覧いただけたらと思います。皆様の知る「美味しい情報」も、是非教えて下さいませ!コメントバシバシお待ちしております!

最後になりますが、2021年も沢山のご愛読をありがとうございました。2022年も皆様にとって「美味しい」幸せが、いっぱい訪れますように!これからも『んぱんぱ』と管理人の雅を、宜しくお願い致します。

管理人 雅より心を込めて

『Metsä Pesä (メッサペッサ)』

2018年8月6日創業、森の中にあるカフェMetsä Pesä (メッサペッサ)。店主の旦那様が大工さんで、店主と2人で1から作り上げたという小屋で営業されています。旦那様は、以前ブログでご紹介させて頂いた高山由佳さんのアトリエyuka takayama atrierに使用されている家具を作られた方なんですって!

店名の『メッサペッサ』は、フィンランド語で「森の住処」という意味。フィンランドでは、森は精霊が住む神聖な場所とされているそうで、世界的キャラクター「ムーミン(フィンランドの作家「トーベ・ヤンソン」の作品に出てくる妖精)」が有名ですよね。そんな神聖で大切な森をイメージして付けたという素敵な店名。

店主のyoshimiさんは、フィンランドや北米、エジプト、ヨーロッパは7カ国、ひとりでも海外を旅してしまう旅好きな方。中でも、フィンランドは3回以上訪れたことがあるそうで、yoshimiさんにとって心地よい特別な場所なのだそうです。そんな旅の中で見つけた、美味しい発見を盛り込んだメニューを提供して下さる場所が『メッサペッサ』です。

店内

カウンターとテーブル席を合わせ10席の店内。旦那様がyoshimiさんを説得して買ったというウッド調の家具や薪のストーブ、熊本県出身の画家、コーダ・ヨーコさんの絵画が飾られているのですが、それがまあなんと素敵です!店内のお写真は控えさせていただきましたが、お店にお邪魔する機会がございましたら、是非そんなところも見て頂きたいです。

「自分たちで作る、地域で作る。自分たちで使う、地域で使う。」

『メッサペッサ』では、野菜やフルーツ、ちょっと変わったものまで、季節に合った色々な食材を使用しています。例えばトマト。これはトマト農家をしているというyoshimiさんの叔父様から頂くもの。杏は店主の叔母様から。また、毎年秋になるとご近所の方に栗を沢山頂くそうです。

『メッサペッサ』公式Instagramより参照

この栗をご夫婦+店主の両親の4人で夜な夜剥いて、大人気の「栗タルト」が出来上がるのです(栗の農家さんにはお礼に「栗タルト」の差し入れをするんですって!私もホールで食べたい!)。

『メッサペッサ』公式Instagramより参照

お店からも見えるお庭では、店主と旦那様で家庭菜園もされており、ブルーベリーや桃、葡萄、柿、コゴミ(ゼンマイみたいな山菜)、ハーブや野菜など様々なもの育てているようです。なんとお庭に蜂の巣箱があり、蜂蜜採取までするそうで。その他、裏の俵山で取れるムカゴ(山芋の茎の一部)や山菜、葛の花を使用したり。自分たちで作ることが難しいものは、県内を1日かけて周り、こだわりの食材を調達するそうです。

『メッサペッサ』公式Instagramより参照

収穫できたもの(手に入ったもの)を、ある分だけで作るので、素材がなくなったら次のメニューへ。「自分たちで作る、地域で作る。自分たちで使う、地域で使う」。提供して下さるもの全てに「熊本のお野菜を美味しくたくさん食べて頂きたい」という店主の想いやこだわり、工夫が散りばめられています。有り難くいただきましょう。

ランチ・スイーツ

ランチは1日10食限定で、1種類のみ(12時〜12時半の間、ランチ利用の方のみ予約可能)。春〜秋はオープンサンド、冬はスープがメインのワンプレートランチです。 自家製のスイーツは、チーズケーキと季節のタルトの2種類を用意。ドリンクは、自家製のシロップを使ったソーダやお茶、自家焙煎の珈琲等があります(喫茶のみ利用の場合は予約不可。13時半前後から利用可能)。お食事はyoshimiさんが、ドリンクは旦那様が担当されています。

「お野菜プレート」

溜め息が出るくらい美しい「お野菜プレート」。器も素晴らしく、熊本県南阿蘇の『顧志庵』のスープ皿と、熊本県阿蘇市内牧の『山陶園』の大皿プレートを使用。ヘルシンキ(フィンランド)の蚤の市で買い付けたカトラリーやお皿も使用しているそうです。

ドレッシングはビネガー系。自家製のピクルスも乗っています。鮮やかなトマトと柿、菊芋、きゅるんとしたきゅうり。なんて愛おしいの…。

白菜やキノコ、鶏肉のスープ。大きくカットされたじゃがいもとカブは、クッタクタに煮込まれ、甘くてホロホロ美味しい。野菜の旨味が染み出た、優しいスープの味。

朝に仕込みをして焼き上げるという、全粒粉やライ麦入りの小ぶりなパン。日本人は酸味のあるパンが苦手な人が多い為、食べやすいように配合を考えて下さっているそうです。風味が良くモチモチしていて、食べ応えがあるパン。「あと10個くらい食べれるな…。」と、いつも思ってしまうくらい好き。

「フェイジョアタルト」

「フェイジョア」とは、ウルグアイやパラグアイ、ブラジル南部等、南米が原産地の果樹のこと。5月中旬〜6月にかけて赤ピンク色の花を咲かせ、10月中旬〜12月中旬にかけて卵くらいの大きさの実がなるそうです。別名「パイナップルグァバ」とも呼ばれ、甘酸っぱく芳香なイメージで、グアバや洋梨、苺、パイナップル、バナナetc…人によって例え方が様々な、不思議な果物。個人的には、洋梨やグアバに近い味と香りのイメージでした。

『メッサペッサ』では、お店の開店祝いに頂いたという、フェイジョアの植木を育て、収穫できたものを使用しているそうです。フェイジョアは、自家不結実性(1本植えるだけでは実らない)のため、お庭で育てているものは、ひとつずつ手作業で受粉させることで結実させているのだとか。

そんな貴重なフェイジョアを、クッキーのような焼き菓子食感のタルト生地と焼き上げています。シンプルなサクサク生地とジャムのようなトロリとしたフェイジョアの相性の良さと言ったら…。

「かりかりシナモンブレッド」

12月限定、事前予約者のみがいただけた「かりかりシナモンブレッド」。冬の限定メニューで「お野菜プレート」でも使用されている朝仕込みのパンに、オーダーが入ってからシナモンシュガーで仕上げをして下さいます。仕上げが始まった店内は、シナモンのいい香りが充満して。

表面はカッリカリで、ナイフを入れるとパリッと弾ける感覚。再びシナモンの嵐。熱々のパンと、添えられたひんやりバニラアイスを一緒に頬張れば、思わず「幸せだ〜!」って声が溢れちゃう。シナモン大好物なうちの旦那様も、にっこにこ!

「メッサペッサブレンド」

注文が入ってから、旦那様が丁寧に入れて下さる珈琲。水は、俵山(裏山)の湧水を、水源からポンプで引いているものを使用。豆は『蛭子町珈琲』でお店用にブレンドして頂いたものを仕入れて自家焙煎しており、浅煎りのものは小鍋で煎ることもあるそうです。旦那様のInstagramを見る限り、自家製ドリンクやコーヒーへのこだわりは一入(ひとしお)。うちの旦那様が注文したホット珈琲には、大皿同様、『山陶園』のカップ。

「アイスコーヒー」

「アイスコーヒー」は”深煎りor中深”から選べますが、私は酸味がなく苦いコーヒーが好きなので”深煎り”を。淹れたての熱々コーヒーを完全に冷ましてから氷を入れて提供して下さるので、少し時間がかかります(早めに注文しておくとスイーツと一緒に頂けてベスト!)。ルビーのように美しい色味。豆の芳醇な香りと、コクのある味わいが美味しい!

★★★★☆ おすすめ度:4.2

『メッサペッサ』ではお冷の提供で、熊本県熊本市西区『toriko』のモロッコグラスが使われているのですが、初めて来た時に一目惚れしてしまい、お揃いが欲しくて買ってしまいました(自慢話)。お食事だけでなく、使用しているこだわりの器やカトラリー、もちろんお店の内装も美しくて、ついつい見とれてしまう…使用している全てに思い入れがあるんだろうなと感じます。

熊本の豊かな自然から贈られるギフトが、沢山詰まっているメニューたち。それらを活かす、素朴でシンプルな味付けや構成。たっぷりと時間を掛けて、構想を練っていらっしゃるのが伝わってきます。まだまだ制限のある世の中。お皿の上で旅行が出来ちゃうなんて、魅力的すぎませんか?

yoshimiさんは、現在産休に入られたとのことで、お店もお休み中。また次の季節が訪れた時に、食の旅行をしに行こうと思います。その日を心待ちにして。

Metsä Pesä (メッサペッサ)

定休日不定休 ※現在臨時休業中(2022年4月再開予定・状況によっては4月以降の可能性もあり)
営業時間12:00~
住所熊本県阿蘇郡西原村小森大字(地図
予約InstagramまたはFacebookから来店前日までにDMで予約
駐車場あり(4台)
2021年12月現在の情報です

2021年12月31日 心を込めて雅

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